秘色研究所

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コーヒーをやめてみたら起きたこと【カフェイン断ち】

 

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健康的にコーヒーをやめようと思った

僕はいわゆるコーヒージャンキーというやつで、一日に少なくとも2杯以上のコーヒーを欠かさず飲み、このサイトでもコーヒー初心者のための記事を書くほどコーヒーが好きだった。

 

justshin.hatenablog.com

 

そんな僕が愛するコーヒーをやめようと思ったきっかけはシンプルに健康的な理由。

 

僕がコーヒーに関して実際に感じていた身体的な問題は次のような感じ。

 

コーヒーを飲まないと起きる現象(禁断症状)

  • 脚のむくみ
  • 頭がもやもやする
  • 頭痛
  • コーヒーを飲むまでやる気が起きない
  • 強烈な眠気

 

コーヒーを飲むと起きる現象

  • 胃もたれ・むかむか
  • 胃酸過多による吐き気
  • 意味のない緊張・動機
  • 不安感・焦燥感
  • 不眠

 

以上のように、コーヒーによる弊害は①飲まないことによる症状と、②飲むことによる症状に分かれる。

 

①の症状はいわゆるカフェインの離脱症状というやつで、身体がカフェイン中毒になっている証拠らしい。

たぶん、読者の皆さんも含めて世界中のコーヒージャンキーたちが同じ症状を抱えていると思うのだけれど、コーヒーを飲んでさえいれば症状は出ないので大した問題にはならない。

コーヒー中毒になってんなぁやべえなぁくらいは思うかもしれないけど、コーヒーをやめるまでには大抵ならない。

 

僕にとって致命的だったのは、②の「飲んだあとに起きる症状」。昔から胃が弱くて脂っこいものを受け付けない体質だったけど、悲しいことに最近その傾向が強まってしまった。

以前だったらコーヒーを飲んでも胃がムカムカするくらいで済んでたけど、最近は吐き気までエスカレートしてしまっていた。

調べてみたところ、コーヒーに含まれるカフェインやらポリフェノールが胃酸分泌を促すため、胃が弱い人にはダメージになってしまうとのこと。(要出典)

 

「それでは胃がつらいのでコーヒーを控えよう」とコーヒーを減らしていくと今度は①の離脱症状が問題になり始める。頭は痛いし、やる気は起きないし、脚がむくむ。(脚のむくみは僕だけかも…?)

仕方ないから、コーヒーを飲むと今度は胃が悲鳴を上げ始める。胃に配慮してコーヒーやめると、また離脱症状が現れる。きついのでコーヒー飲むと胃が…(以下ループ)

 

こんな感じで、コーヒーの苦しみ無限ループに陥ってしまったので意を決してコーヒーをやめるに至ったわけである。

 

コーヒー断ちの離脱症状はめっちゃ苦しい

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具体的な症状

そんなこんなで仕方なくコーヒーをやめるに至ったわけだが、実際にやめてみると離脱症状がとてもきつかった。

具体的な離脱症状としては、さっき挙げた禁断症状が時間とともに強くなっていく感じ。

コーヒーを飲まないと起きる現象(禁断症状)
  • 脚のむくみ
  • 頭がもやもやする
  • 頭痛
  • コーヒーを飲むまでやる気が起きない
  • 強烈な眠気

この中でも特に頭痛と眠気がひどかった。

頭がとても痛いので布団から起き上がれないし、そもそも眠すぎて起きようとすら思えない。冗句でもなんでもなく一日の半分以上は睡眠に費やしていたと思う。

正直仕事をしたり学校に行ったりできる状態じゃないので、もしカフェイン断ちを試したい方がいたら、時期を選んで挑戦することをお勧めする。

 

離脱症状の継続期間

離脱症状の重さや長さは人によるみたいで正確なことは言えないけど、僕の場合重たい症状が2日間くらい、ぼんやりと頭が重い感じが1週間くらい続いた。

僕のサンプルを信用すると、1週間くらいは元のパフォーマンスが出せない感じだったので参考にしてほしい。

 

いざやめてみると特に問題はない

タバコやドラッグなどでは、完全にやめたとしても日常の中でふと依存物質を求めてしまうというが、カフェインに関しては特にそういうこともないみたい。

以前ならば食事の後には必ずコーヒーが飲みたくなっていたけれど、そういうこともなく普通に暮らしていけてる。

コーヒーがないと集中できないとかもないので、そのへんも安心してほしい。ここで強調しておきたいのはコーヒーやめても別に問題は生じないということなので、皆さんも安心して挑戦してほしい。

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コーヒーをやめてよかったこと(3つ)

 1,睡眠が改善した

以前の僕はコーヒーを飲むことで夜眠れなくなり、朝も起きれなくなるという悪循環に陥っていた。

コーヒーをやめて夜も寝やすくなったので朝も起きやすくなり、生活リズムが簡単に整ってしまった。

日中に強烈な眠気に襲われることもなくなった。

やはり生活リズムは根性ではなく環境で治すもののようだ。。。

 

2,パフォーマンスが安定した

以前の僕はコーヒーを飲まないとダメダメで、コーヒーを飲むことで覚醒して作業を進めるという形だった。当時はコーヒーを能力増強剤のように思っていたが勘違いだったらしい。

コーヒーは中毒者の下がった能力を通常レベルに戻しているだけであり、プラスにしていたわけではないのだ。

 

現在は時間やコーヒーにかかわらず安定して作業に取り組むことができるので以前よりずっと暮らしやすくなった。

 

3,胃が安定した

コーヒーをやめてみて気づいたのは、コーヒーが想像よりずっと胃に負担をかけていたということ。

コーヒーをやめてからは胃のムカムカの頻度がぐっと減って素晴らしい日常を送れている。

 

 

コーヒーをやめて良くなかったこと

コーヒーをやめて良くなかったことは、ずばり「コーヒーが飲めない」こと。

 

僕はコーヒーの味が好きだったので、好きな飲み物が飲めないという悲しさはある。

まあコーヒーの味だけならばカフェインレスコーヒーなどで代用ができるけど、豆を挽てゆっくりコーヒーを淹れるという行為そのものが好きだった僕にとって、趣味が一つ失われたことになるのでシンプルに悲しい。

文化としてのコーヒーを愛していたためにそこから脱却するのは悲しいけど、自分の健康のほうが大切だと思うので我慢することにした。

 

まとめ

こんな感じで僕の脱カフェインは完了した。実際にやってみるとデメリットは一時的なもの(離脱症状)で、長い目で見たらデメリットはほとんどないと思うので、もしカフェインに悩んでいる人がいたら試してみてほしい。