秘色研究所

テクノロジーとアート

Battle Fields 2042に期待すること【BF2042】

 

我々バトルフィールドファンの共通の願いはバトルフィールド復権

対戦型FPSでプレイ人口は非常に大きな意味を持つ。プレイ人口はゲームのクオリティにも直結する大事な要素だ。

 

「このゲーム売れなかったけど名作だよねー」という論理は通用しない。対戦型ゲームを評価する上で人口は必須条件なのだ。

 

人工が足りない対戦ゲームの末路はどのようなものか。

まず、開発が鈍化する。開発会社にとって売れてないゲームの開発はメリットが薄い。最近で言えば、UBIのバトロワFPS「ハイパースケープ」が記録的な大爆死を遂げたが、これを受けてUBIは予定していたアップデートの中止を発表した。

コンテンツが継続的に成長していくには、しっかりと資金を提供するファンの存在が不可欠ということ。

 

また、人口が少なくなればマッチのクオリティにも影響する。多くのゲームではプレイヤーのスキルに応じて適切なレベルのマッチを提供しているが、プレイヤーの母数が少なくなればそれも難しくなる。

さらに、ゲームをつまらなくする最大要因である「チーター」はプレイヤーが少なくなろうとも一定数存在し続ける。プレイヤーが少ないのにチーターが一定では、チーターの濃度は上がっていくばかりだ。

多くのプレイヤーを確保することは「質の高い試合」を提供する上でとても重要だ。

 

みんなでワイワイと楽しめるのがBFの最大の魅力だ。FPSが下手でも仲間と共に戦場を駆け回るだけでなんだか楽しいのがバトルフィールドというゲームだ。そんなバトルフィールドを取り戻すためにファンとして求めることを書いてみたい。

 

 

チーターを撲滅すること

大前提としてチーターは滅殺しなけらばならない。BF5はチーターに殺されたと言っても過言ではない。ウォールハックやオートエイムなど、ゲーム性を台無しにするものばかりだ。楽しい試合は常にフェアな試合である。楽しい試合を実現するにはチーターは消し去らねばならない。

 

先ほども熱心に語ったが、人口はFPSの生命線である。ゲームが成立する大前提が人口なのだ。チーターはそれを簡単に台無しにしてしまう。

 BFコンクエストの一試合は30分程度と長い。プレイヤーの多くがゲームを楽しむために貴重な時間を割いている。それを訳の分からないチートで台無しにされてしまってはゲームを続けたいとは当然思えない。

先述の通り、BFの魅力はワイワイ楽しめること。Overwatchやシージのように競技性を求める層は多くない。ワイワイ楽しむためのゲームで楽しめなくなってしまったらユーザーは簡単に離れてしまう。

 

BFはとにかく楽しむためのゲームなのだから、楽しくなくなるような要素を完全に潰さなくてはならない。

 

BF5ではDICEも懸命に頑張ったようだが、最終的にはチーターに屈してしまった。すると人口は激減し、母数が減った分チーター濃度が上がっていくことでさらに人口を減らす悪循環に陥ってしまった。BF5の二の舞にならないよう、チーターにだけは厳しく対処してほしい。

 

競技性を持たせないこと

 先ほどから繰り返し主張しているのが「BFはエンジョイゲームである」ということ。特にメインモードであるコンクエストはとにかくワイワイ楽しめればいいモードなのだから、「フェア感」や「公平性」などはほどほどにマッチが盛り上がるゲームシステムに仕上げてほしい。

マッチを盛り上げるために具体的に以下のことが実装されると嬉しい。

 

①マッチバランスシステム

BFのコンクエストで最も恐るべきは「一方的な試合展開」だ。負けてるチームは状況が打開できずにつまらないし、勝っているチームも消化試合では盛り上がりに欠ける。負けているチームが試合に見切りをつけてマッチから抜け始めると試合はさらに一方的な展開に加速していく。

 

そこで、負けているチームに「得点ボーナス」やBF1で言うところの巨大兵器を与えることで最後まで一進一退のゲームになるよう意図的に演出してもらいたい。

初期のBF5ではGGシステムなどと呼ばれるマッチバランスシステムが導入されていたが、BFに競技性を求める謎の勢力のクレームを受け、廃止されてしまった。

何度でも言うがBFはプレイヤースキルを競う場ではなく、ワイワイと戦場の雰囲気を楽しむゲームだ。

競技性なんていらないので、とにかく楽しいマッチを作ることに専念してほしい。

 

②K/D比の廃止

全てのモードという訳にはいかないが、少なくともコンクエストでのK/Dは反映すべきではない。

死なないように遠くから芋プレイしている連中より、旗を取るべくデスを重ねるプレイヤーこそコンクエストの華である。しかし、K/Dが付きまとう現在の制度ではプレイヤーはデスを過度に気にすることになってしまう。デスを重ねることを恐れる雰囲気に支配されていては、手に汗握るマッチはなかなか実現できない。

何度も言うが、BFはエンジョイゲームなのだからスキルで競う雰囲気はなんとしても破壊しなければならない。

 

兵士にキャラクターを与えないこと

BFの素晴らしいところは自身を匿名の兵士とすることで、戦場における一つのコマに過ぎない自覚を得られる点にある。BF5ではネームドの兵士が導入されていたが、これは「匿名の集合」であるという戦場感を大きく失わせている。BFプレイヤーは英雄になりたいわけではない。兵士Aや兵士Bであることを楽しんでいるのだから、キャラに余計な個性は不要である。

 

グラフィックはそこそこでいい

これは完全に個人的な感想になってしまうが、BFに過度のグラフィックを求めていない。目がちかちかするので…

それよりもキャラクターコントロールのもったり感が気になるので、グラフィックや動きのリアルさより、操作の爽快さを重視していただきたい。

 

まとめ

以上が僕がBF2042に求めていることだ。いろいろ言ってはいるがとにかく楽しみなので、開発頑張ってほしい。