秘色研究所

テクノロジーとアート

【完全ワイヤレスイヤホン】SoundPEATS Truefree+のススメ

完全ワイヤレスイヤホンと呼ばれるジャンルの商品の中では、比較的安価な「SoundPEATS Truefree+」という製品を試してみました。Amazonでもメジャーな商品なのでみなさんも一度は見たことがあるかもしれません。

 

 

私は以前、同じSoundPEATSから出ている「Q12」という製品を試していて、記事にもしています。

 

justshin.hatenablog.com

 タイトルにもあるようにq12は私のライフスタイルには馴染みませんでした。簡単に説明すると、

  • バッテリーを気にするのが煩わしい
  • 接続が不安定
  • 機器間の切り替えが面倒

といった問題に直面してしまったのです。長時間の電車移動がある筆者にとってはバッテリー問題や接続の不安定さは特に重要な問題でした。

こうした理由でワイヤレスイヤホンという商品に対して不信感を抱いてはいたものの「完全ワイヤレス」という体験に興味があったのでTrue free+を試してみることにしました。

 

Truefree+のいいところ👍

ちょうどいいサイズ感

 ケース本体ともにマットな黒色に仕上げられていて好みな外観をしています。サイズが非常にコンパクトなのも特徴で、ケースごとポケットに入れてしまっても全く問題ありません。本体も小さく耳から出ている部分が悪目立ちすることもありません。

 

やっぱり完全ワイヤレスは楽

「コードが存在しない」という状態は想像以上に自由を感じられるものでした。ワイヤレスは正義なんて言いたくなるのも分かります。運動をしていても料理をしていても勉強をしていてもコードを気にせず音楽が聞けるというのはとても最高で、集中力が大幅に上がったように感じました。スピーカーで音楽を聞くこともできますが、イヤホンならではの集中をワイヤレスで得られるのは大きなアドバンテージです。

 

音質も悪くない

3000円と安価なイヤホンではありますが気になるような音質の悪さではありませんでした。ワイヤレスイヤホンにありがちなホワイトノイズもかなり小さく、普通にリスニングイヤホンとして楽しめる商品だと思います。

 

神の発明:充電ケース

実はq12で抱えていた「出先で充電がなくなる」という問題が、Truefree+ではあっさり解決してしまいました。完全ワイヤレスイヤホンではよくある構造ですが、充電コードでケースのバッテリーに充電し、ケースからイヤホン本体に充電するという形になっています。そのため、Truefree+はケース込で35時間という長時間の再生に対応しています。この構造が思った以上によく出来ていて、私のように一日中外出するようなケースでも空き時間に充電ができるため、聞きたいときに充電切れという不測の事態が起きません。すごい!充電ケース!

 

Truefree+のイマイチなところ😣

音質が良くはない

先程、音質が悪くないと述べましたが別に良くもありません。音楽をカジュアルに聴くことには秀でている商品ですが音楽に没入して感動させるような音質ではありません。普通です。

 

やっぱり機器の切り替えはいまいち

筆者はAndroidスマートフォンwindowsのノートpcの2つでイヤホンを利用していますが、機器を切り替えるのはやはり面倒です。有線イヤホンならばコードを抜き差しするだけですからね。早くて確実です。

 

電車内での接続安定性に不安

電車で音楽を聞くときには、「安定性」というのは非常に重要なキーワードになると思います。地下鉄では音楽がプツプツと切れがちですし、うまくスマホと接続できていないときには電車内に音楽を響かせることになってしまいます。Truefree+ではその両方を経験しました。数は多くないですが、一度トラブルを経験してしまうと電車内で使うハードルが高くなってしまいますよね。

 

それでも完全ワイヤレスの開放感はいいぞ

いろいろな問題はありますが、コードのない音楽体験はやはり素晴らしいものであると感じました。この商品は価格も安く、品質も問題ありません。「とりあえず完全ワイヤレスを試してみたいなぁ」という方に自身を持っておすすめできる商品です!

筆者はもっぱら自室で音楽を聞きながらの作業時に活用しています。室内であれば不安定になることもないですし、部屋中を完全に自由に動けるのはかなりいいです!