【有線or無線】私がワイヤレスイヤホンを使わない理由
突然ですが、みなさんはイヤホン派ですか? ヘッドホン派ですか?
スピーカーしか使わない!というこだわり派もいるかと思いますが、
スマホで音楽を聴くことが主流の現代では、多くの人がイヤホンやヘッドホンで音楽を楽しんでいるはず!!
ちなみに私は、イヤホン派の人間なんですよねぇ…(タイトルで分かる)
ヘッドホンを付けた時の頭頂部を締られる感覚がどうも苦手なんですよねぇ……
無線イヤホンの台頭
そんな訳で現在も私はイヤホン探求の旅路にいる訳ですが、
イヤホンを選ぶときにまず立ちはだかるのが「無線か有線か」問題です。
近年、Bluetoothイヤホンの台頭によって無線イヤホンというジャンルがむくむくと成長しています。
その追い風となったのが、IPhone7による「イヤホンジャック廃止」と言われています。
現代人の多くがスマホで音楽を聴いている中、
世界中で大きなシェアを獲得しているIPhoneで従来の有線イヤホンが使えないとなれば、人々の関心が無線イヤホンに流れるのは当然ですよね!
需要が増えれば供給も増えます。
IPhone7に機種変してイヤホン難民となった人々に応えるように各社が無線イヤホンに力を入れ始め、現在では十分な選択肢が用意されています。
無線タイプを試してみるも…
実は私も、この波に乗じて無線イヤホンを試してみました。
私が購入したのはSoundpeatsのQ12というイヤホン。
左右がコードで繋がっているタイプです。
音質自体は、意外にもいい感じでした。
Bluetooth特有のホワイトノイズが多少気になりましたが、それ以外は特に欠点も見当たらず気に入って使っていました。
無線サイコー!!foooooooo!!なんてことを言って友人に自慢したりもしました。
しかし、、、
1か月もたつと私は再び有線イヤホンに戻ってしまいます……
私が無線イヤホンを拒否したのはなぜ…
前提として、私はAndroidユーザーなのでイヤホンジャックが健在な端末を使っております。
IPhoneユーザーですと、もはや有線イヤホンを使うのは現実的ではないですから無線を拒否!なんてことは言っていられませんね笑
※ただ、IPhoneユーザーのみの無線の欠点を克服する方法があるのでもう少しお待ちを!!
それではなぜ私が優先に戻ってしまったのかについてお話します。
無線イヤホンの良かったところ
まずは良かったところから
1、コードに縛られない自由
一番はこれですね。これにつきます。
有線イヤホンだとコードの関係でポケットにスマホを入れなければなりませんが、
僕のスマホは割と大きいのでポケットに入れるとかさばるんですよね笑
しかし、無線ならそんなことは関係ないのでスマホをリュックに入れたまま音楽を楽しむことができます。
しかし、最も自由を感じたのは意外にも室内でした。
私はデスクに向かって作業するときに必ずイヤホンで音楽を聴くのですが、
作業中に席を立つことって結構多いんですよね。
有線イヤホンだとその度にイヤホンを外すか、わざわざスマホを持つかの2択を迫られることになります。とっても面倒……
しかし!
無線イヤホンならばイヤホンを付けたまま部屋中を歩き回れますし、なんならトイレにだって行けちゃいます!(Bluetoothの範囲内なら)
さらに!
ついついスマホを見てしまって作業が進まない!!という方も、無線ならば部屋の隅にスマホを置いておけるので作業に集中できる!!
こんな感じで意外にも無線イヤホンは部屋での作業に最適なのでした。。。
2、音質が悪くない
無線で音楽を再生すると音質が劣化するという情報があったので不安だったのですが、
心配するほどの劣化は感じられませんでした。
無線という利点を考えれば気にならないレベルです。
ただ、悪くないだけなのでハイエンドのような音質は望むのは酷でしょう笑
そもそもハイエンド志向の方は有線しか眼中にないかと思いますが。
無線イヤホンの悪かったところ
上記のようなメリットがありながら私は無線イヤホンをほとんど使わなくなってしまいました。その理由を紹介します。
1、バッテリー問題
無線イヤホンは住め補から送電するコードが繋がっていないのですべてバッテリー駆動です。
つまり、かつてイヤホンに存在しなかった充電という作業が加わることになります。
「充電くらい大した手間じゃないじゃん。」
と一蹴する人は多いでしょう。私もその一人でしたから笑
しかし、この一見簡単な「バッテリーを充電」という作業がイヤホンに課す不自由は思いのほか大きいのです。
私が感じた不自由は以下の通りです。
- 単純に充電を忘れて翌日使えない
- 外出先で充電が切れて使用不可能
- 自宅で充電が切れても充電が終わるまで使用不可能
- 充電ポートを一つ使ってしまう
- 外泊すると、なかなか充電できない(スマホを最優先に充電する必要)
- スマホ自体の電力消費も激しくなる
やはり一番不便だと感じたのは充電切れに陥ったときです。
バッテリーの切れた無線イヤホンなんてただの紐ですからね笑
必要な時に使えないなんてことがあるといけないので予備で有線イヤホンを持ち歩く必要がありました。
全くスマートじゃないですよね笑
さらに、バッテリー残量を気にしなければならない機械が増えることも私にとっては大きなストレスとなりました。
有線ならばスマホの充電だけ気をつけておけばいいから気が楽です笑
(しかもBluetoothをONにすると余計にスマホの充電を食うという……)
つまり、充電とか気にしながら無線イヤホン使うくらいなら
気楽に運用可能な有線イヤホンのほうがいいじゃん!ってなったわけです。
2、接続の複雑さ問題
有線の場合接続の判断は
「コードが差さっているか、否か」
だけですよね?
この当たり前の事実が実はとても重要なのです。
無線接続(Bluetooth)の場合手順は次のようになります。
割と面倒くさくないですか ?私は面倒くさいです。
バッテリーをくうのでBluetooth常時ONなんて現実的ではありませんし…
なにより、たまに接続が上手くいっていないときがあって
電車内でスマホ本体から音楽が流れてしまう
なんてこともしばしばありました。。。
気づかないで再生してしまうんですよね。。。
有線イヤホンだったらコードが抜ければすぐに分かりますからこんな事件起きません!
無線イヤホンによって電車内でたびたび恥をかいた私は「ちゃんとつながってるかな…?」と何回もチェックしてから音楽を再生するように…
これがなかなかストレスで最終的には音楽を聴くのが面倒だと感じるようにまでなってしまいました。
身軽に音楽を聴くための無線イヤホンを使った結果音楽を敬遠するようになってしまっては本末転倒ですよね?
しかし、、、
接続問題による不自由さはもう一つ
それは
機器間切り替えです。
私は主にパソコンとスマートフォン、たまにPS4でイヤホンを利用します。
有線イヤホンならば先ほども言った通り差し替えるだけなのでとてもスムーズです。
しかし、無線(Bluetooth)の場合は面倒くさい手順を踏まなければならないのです。
AからBに接続先を変更したいとき
無線イヤホンは、電源を切っても以前に繋がれていた機器としか接続できないので
イヤホンの電源を落とさずにBluetooth接続を切断しなければならないのです。。。
めんどくさっ!!
私は頻繁にイヤホンを差す機械を変えるので、この仕様には正直飽きれてしまいました。
さらに、
自宅でパソコンとつなげたまま外出してしまい、外でスマホに接続できないということまでありました笑
この時ばかりは本当に悲しみを通り越して虚無感に襲われてしまいました。。。
だって目の前にバッテリー100%のイヤホンがあるのに音楽は聴けないのですから笑
まとめ
ここまでワイヤレスイヤホンをボロクソに言って来ましたが、ワイヤレスの特権であるコードから解放されるという感覚は一度体験すべきものだと思っています。
問題は現時点でその開放感を上回る不自由さを課せられてしまう点なのです。
つまり、現時点では有線派の私ですが技術の進歩とともに無線に乗り換える可能性は大いにあるのです。
ワイヤレスイヤホンが本当の意味で自由を獲得したとき、加速的に無線の普及が進むと思います。
その日まで私は有線イヤホンは手放せなそうです。
【おまけ】Appleユーザーのみのワイヤレス革命
しかし、IPhone×macユーザーならばワイヤレスの「本当の意味での自由」に近いものを享受することができます。
その答えが
です。
発表当時はその斬新な装着スタイルが笑いものになっていましたが、
現在ではすっかりと社会に馴染んだように思います。
見た目のハンデを負いながらここまで普及したのはやはり、
それだけ使い勝手が良いということの証拠なんですよね。
AirPodsの使用感については、ほかの方のすばらしい記事を読んで頂くとして、
ここで強調したいのは「Appleだけに許される総合プロデュース」という点なんです。
Appleという企業は、自社で端末からOSまでまとめて作る珍しい企業です。
Googleが開発したAndroidOSが、SONYやSamsungなどの機体に搭載されている構造と比較すればその特異性がわかりやすいと思います。
簡単に言ってしまえば、Appleはパソコン・スマホ・イヤホンを全部自分で作っているから機体間の相性をよく出来るんですね。
だからIPhoneではAirPodsの管理をOSレベルで管理できるんです。これによってパソコン×スマホ間の切り替えもスムーズですし、その他の細かい操作も可能です。
充電問題も、ケースが充電器になっていることで利便性が大きく上がっています。
そんなこんなでAirPodsならば、有線と変わらないレベルの快適性をワイヤレスで得られるのです。Appleずるい!!