秘色研究所

テクノロジーとアート

【APEX】ダイヤ帯へ到達するための「細かいテクニック集」

APEX沼はいかがだろうか。

 

この文章を読んでいるということはプラチナ帯でしっかり停滞しているのだと思うが、APEX沼は深く、広く、なかなか逃がしてもらえない。

 

強い敵、弱い自分、そして悪い運。ランクマッチの沼は闇の世界だ。

 

 

そんなひどい沼から脱出するための基本方針を以前書いてみた。

 

justshin.hatenablog.com

 

 ここで再三繰り返したのが

 

「マイナスを作らず、プラスはできるだけ盛る」

 

という方針。運ゲー要素の大きいAPEXでは運に任せて立ち回るしかないということで、逃げることを最優先にした心構え・方針を伝えた。

 

そこで、ランクマッチに取り組むためのテクニックのようなものを伝えていきたいと思う。

前回が心構え編で、今回が実践編という訳だ。

 

これから紹介するのは僕自身が気づいたことや実践していることであって、決して「正解」という訳ではない。

だから、自分に合いそうなものを取捨選択して実践してほしい。

 

 

マップを覚える

FPSで「マップを覚える」ことは本当に大切。

エイム力が上がらなくたってマップを覚えるだけで勝てる場面はグッと増える。

 

他のFPS経験者だったらさんざん言われ続けたことだろうが、APEXが初めてのFPSゲームの場合マップの重要性をいまいち理解していない人もいるかもしれない。

 

 

FPS、特にバトロワゲームではマップを覚えてからがゲームの本番だと思ってほしい。

それくらい地理を把握することは大切だ。

 

しかし、マップを覚えるというのは単に「建物の位置」や「地名」を覚えるということではない。そういう暗記は戦いでは全く役に立たない。

 

本当はもっと細かい部分まで見てほしいのだが、この記事では分かりやすいように2点に絞る。

1、マップの高低差を覚える

2、マップのライン取りを覚える

 

1、マップの高低差を覚える

マップを一目見て、どこが高所でどこが低所か分かるだろうか?

 

ダイヤモンド帯に到達するのだったら、この「高所の把握」という能力は必須だと思ってもらいたい。僕も含めて、ダイヤ以上の人間で「高低差」を意識していない人は皆無だ。

 

ランクマッチの特徴として、「極端に舞台の減りが遅い」というものがある。

どの部隊も真剣だから、開幕に無謀な行動をとることが少ないからだ。すると、マップのあちらこちらに敵が散在している状態になり、カジュアルのように「誰にも邪魔されずにサークル内に入れる」ということはありえない。

 

ランクマッチでは、必ずサークルへ向かう途中で敵と遭遇する。

 

そのとき、マップの高低差を考慮せずにルートを決めたらどうなるだろうか。

低所を歩いているときに、有利なポジションから撃たれて大ダメージを受けることになる。これは別に相手がずるい訳じゃない。自分たちが間抜けすぎるのだ。

 

また、マップ上の「高い場所」というのは「強い居場所」なので、敵がいる可能性が非常に高い。

すなわち、高所も低所も避けて進んでいくことで無駄な戦闘に巻き込まれることが少なくなるのだ。

 

そういう意味で、マップの高低差を想像できることは「戦いを避ける」上で非常に重要なスキル。ぜひ身に着けよう。

 

2、マップのライン取りを覚える

ライン取りとは即ち、「人の流れ」のことだ。

APEXをやっていると

 

「この場所に降下したら普通次はこっちに行くよな」

「このサークル配置だとここが強いな(=人が集まる)」

「ここはすぐに漁夫がやってくる」

 

といった知識がだんだん溜まってくる。この知識の蓄積こそが「マップのライン取りを覚える」ということだ。

 

中でも各マップには次から次へと漁夫がやってくる「沼」が存在する。

 

ワールドエッジでいう「ハーベスター」や「フラグメント」

 

キングスキャニオンで言う「バンカー」付近

 

オリンパスで言う「タービン」付近

 

これらのランドマークの特徴は四方八方にルートが繋がっていることだ。

いろいろな場所からルートが繋がっている場所は必然的に人が集まりやすい。

 

このような場所はできる限り避けて通るようにしよう。

 

皆が通りそうな場所は通らない

 

これを徹底すべし。

 

最初の撃ち合いで敵を判断

うまい人たちの言う「当て感」というやつを最初の撃ち合いで判断しよう。

 

最初の撃ち合いで勝ち越しもしくは引き分けならば、そのまま戦い始めても構わない。

 

しかし、明らかに敵の当て感が良かった場合はすぐに逃げよう。

 

相手から見れば、我々は「ろくに弾も当てられない雑魚」である。その事実を確認した瞬間にすごい勢いでこちらに寄ってくる。

ダメージトレードに負けている状況で「受け」に回るとまず全滅することになる。

 

「当て感」は相手との力量の違いを測る有効な手段だ。

ランクマッチは黒字さえ叩き出せれば一位をとる必要がないので、強い敵からはさっさと逃げて順位を上げるべき。

 

ともかく、相手の当て感が良すぎる場合にはすぐに逃げ出そう。

 

ウォーミングアップをする

ランクマッチを始める前は、5分でもいいので必ず射撃演習場でエイム練習をしよう。

ゲームとはいっても、FPSは体の一部を動かして相手を狙う訳だから自分の体のコンディションの影響を受ける。

もちろん、現実のスポーツのように激しく動かすわけじゃないから熱心な準備運動は必要ないが、軽くウォーミングアップするだけで戦績がかなり変わってくる。

 

始める前の5分間のウォーミングアップはぜひ習慣にしてほしい。

 

アーマーを死ぬ気で育てる

APEXではアーマーの強さの影響が極めて大きい。なるべく強い装備を身に着けたいものだが、都合よくアーマーが落ちているとは限らない。

 

そういう場合には、アーマーを育てる方向にシフトすべきだ。

使ってないショットガンやSMGをさっさとスナイパーに持ち替えて遠くからダメージを稼ぐ。これで最低でも紫アーマーまでは育てたい。

 

僕自身、紫アーマーを得ていない状態でのインファイトは極力避けるようにしている。アーマーの強さだけで勝てる局面もあるので馬鹿に出来ない。

 

ただ、部隊の中でスナイパーを担ぐのは一人までだ。それ以上は中距離以内の戦闘で火力不足を招く可能性がある。部隊の中で代表して一人が全員分のアーマーを育てるのが好ましい。

 

まとめ

 ここまで、取り留めのないアドバイスになって申し訳ない。

しかし、いざアドバイスを考えてみると体系的な理論というより、その場その場での機転の利かし方が重要で文章にまとめるのがままならなかった。

機転の利かし方は無限にあるから、最終的には自分の理論を作るしかないけど、ここで書いたことは「誰でもすぐに実践すべき」ことに絞ったのでぜひ試してみてほしい。

 

それではがんばって!!!

 

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僕がiPhoneを使わない理由

「なんでiPhoneじゃないの?」

 

これはAndroidを使っていると頻繁にされる質問。iPhoneつかうのがスタンダートであると言わんばかりの質問に「なんだこいつ」と思いながらも、当たり障りなく答えるようにしている。

 

実際、僕と同じ境遇のAndroidユーザーは多い気がする。

世界と比較して日本は圧倒的にiPhoneが普及しているから、iPhone以外を選択する人間は少し変に見えるのかもしれないが、Androidユーザーにもそれなりの理由がある。

 

よって、この記事ではiPhoneよりAndroidの方がいいぜ!という点をまとめてみようと思う。

 

1,機種の選択肢が多い

これは一番言われていることだけど、Androidはとにかく選択肢が多い。iosが搭載されたスマホが欲しければiPhoneしか選択肢がないが、Androidを搭載したスマホは各社から発売されているため、選択肢が豊富だ。

予算が少なければ中華系のコスパの良いモデルを買えばいいし、予算に余裕があるならGalaxyやXperiaのハイエンド機種を買えばいい。

AndoridというOSを使うために予算を柔軟に変えられるのは非常に大きなメリットだ。

 

2,Googleのサービスで統一できる

Chrome

Gmail

Googleドキュメント

Keep

カレンダー

youtube

Googleドライブ

etc........

 

僕は今思いつくだけでもこれほどのGoogleサービスに頼って生活している。iPhoneユーザーでもカレンダーやメールはGoogleのサービスを使っているという人も多い気がする。

これだけのサービスをAndroidというOSまで含めて一つのGoogleアカウントで管理できるのは非常にシンプルだしストレスが少ない。

iPhoneの場合はicloudのアカウントも併用しなければならないことを考えれば、Androidの大きな魅力と言える。

 

3,PCはwindows

iPhoneユーザーの常套句として「macとの連携が便利!!」というものがあるが、僕はwindowsを使っているので関係ない。

 

4,戻るボタン

これは本当にめちゃくちゃよくて、Android最大の美点。

 

Androidには画面下部に「ひとつ前に戻る」ためのボタンが配置されていて、アプリや画面に関わらず実行することが出来る。

iPhoneだと戻るボタンがアプリによって違う配置になっていたり、上の方に配置されていて指が届かないなんてことがあるが、Androidならば全くストレスを感じることがない。

 

生粋のAndroidユーザーとしては、この「戻るボタン」が存在しないだけでiPhoneを選択肢から外さざるを得ない。

 

5,ホーム画面のカスタマイズ性

Androidはホーム画面のカスタマイズ性が極めて高い。

アプリの配置も自由だし、ウィジェットと呼ばれるホーム画面で動作するアプリを自由に配置することも可能だ。

 

タイマーやカレンダーなどをホーム画面に配置できるのは非常に便利である。

 

まとめ

こんな感じでAndroidの良さを並べてみた。

iPhoneユーザーならではのiPhoneの良さというのも聞いてみたい。

 

 

 

【APEX】ソロでダイヤ帯へ到達する基本方針

ーApex Legendsのランクマッチは沼ー

 

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ここはApex沼! 楽しいね!!

 Apexのランクマッチは完全に沼。底の見えない沼。

 

  • 簡単には倒れない敵
  • 簡単に倒れる味方
  • 重くのしかかる出撃コスト
  • キルに目がくらんだ慢心
  • じりじりと失うポイント

             etc……

ここでは上げきれないくらいの沼要素が我々プレイヤーを囲い、沼の底へ引きずり込んでくる。

その原因は自分に起因するものもあるし、他人に起因するものもある。仲間の不注意なプレイングにはこっそり悪態をつき、己の実力不足には静かに拳を握りしめる。

一度大勝を収めれば、全てが報われるような充実感とそれに見合ったポイントが与えられる。もちろん、その後の連敗でその恩恵は支払いに消え失せる。

そういう意味で「ストレスがたまる」のがApexのランクマッチである。

 

しかし、どういう訳か「やってらんねぇよ!!」と席を立った数分後にはのこのこ帰ってきて出撃ボタンを押してしまう。

先ほどまで脳を支配していた自分以外の全てへの憎悪・怒りはすっかり忘れてしまって、次のマッチのキャラや立ち回りについて考え始める。

ストレスがたまると分かっているのにやめられない。それがランクマッチの沼である。

 

 

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 ランク沼にも段階がある

ただし、沼といってもどのランク帯で沼に嵌るかは人それぞれ。初心者はプラチナ帯へたどり着くのが困難かもしれないし、高みに存在するレジェンズの方々は想像もつかない天空戦をマスター帯で繰り広げている。

しかし、多くのApexプレイヤーが「とりあえず目指す」、そこそこの目標が「ダイヤ帯到達」ではなかろうか。

 

ご存じの通りApexのランクマッチは技能に裏付けられたポイントによって

色分けされている。

序列は↓の通り

  1. マスター
  2. ダイヤモンド
  3. プラチナ
  4. ゴールド
  5. シルバー
  6. ブロンズ 

 

このうち、マスターランクの上位500人が「プレデター」と呼ばれるランクに区分される。世界で500人しかいない精鋭たちだ。

 

公式HPに出向くと、各シーズンのランク帯の人口分布を知ることが出来る。

ちなみに、シーズン6は↓のような感じだったらしい。

  • ブロンズ: 17.76%
  • シルバー: 26.23%
  • ゴールド: 36.25%
  • プラチナ: 17.75%
  • ダイアモンド: 1.89%
  • マスター & Apexプレデター: 0.12%

ブロンズからプラチナがボリューム層なのに対して、ダイヤモンド以降の人口が極端に少ないことが分かる。数字的にはダイヤモンドに到達すると、全Apexプレイヤーの中で上位2%の存在になるわけだ。もっとも、技能があっても真面目にランクマッチに取り組まない人も多いので、ランクの高さだけが全てではないけれど。

 

ダイヤモンドの人数が極端に少ないということは、それだけプラチナ帯で「沼」に陥っている人が多いということ。プラチナまでは一定数は普通に進めているけれど、それ以降は簡単にはいかない。それがダイヤモンド帯の魅力であり、みんなが「とりあえず目指す」理由だろう。

 

ダイヤモンドは誰でも目指せる

そして、ここからが本題。

 

ー「ダイヤモンド到達」という目標は本当に「みんなが目指せる目標」なのかー

 

 人口分布も見てわかる通り、人数的には困難な道ではある。上位2%という数字はわりと難しそうだ。

しかし、僕は「誰でも目指せる」と断言したい。

僕の主観になってしまうが、ダイヤ帯は凡人がなんとかたどり着ける終点だと感じる。これは多くのダイヤ到達者が言っていることだと思うが、ダイヤ3以降は世界が違う。なぜなら、ダイヤ3以降は人口の関係からダイヤ・マスター・プレデターの混合マッチなのだ。

ここにプラチナに毛が生えた程度の下層ダイヤプレイヤーが放り込まれると、あえなく蹂躙されることになる。

ダイヤ3以降はまさに「高みを目指すもの」のみが戦える世界だ。

 

逆に言えば、プラチナ帯までは適正レベルの人としか当たらないので普通に勝ち上がりやすいということになる。

もちろん、勝ったり負けたりを繰り返すことにはなる。格上はいなくとも格下もいない。

しかし、それでもダイヤというランクは、マスターやプレデターに比べれば凡人でも十分たどり着けるというわけだ。

 

ダイヤ帯へ到達する基本方針

じゃあ、具体的にどうすればダイヤへ上れるのか。

もちろん、最低限「プラチナ帯で勝ったり負けたりできる実力」は必要。

問題は、それを繰り返しながらどうやって前進していくのかということだろう。

 

「プラチナ帯でたったの1勝もできません(´;ω;`)」という人は、もう一度エイム練習や、Youtubeの立ち回り講座を見ることから出直そう。

 

プラチナ帯を突き進んでいくためには次の基本方針を覚えておこう。

 

「マイナスを作らず、プラスはできるだけ盛る」

 

 小さく、少しずつ、這うように進んでいくことは忘れよう。多少のポイント変動は誤差なので。 

 

なぜこのような方針が有効なのかというと、それはApexに運の要素が大きすぎるから。

仲間の強さから始まって、エリア収縮の位置、物資の豊かさに至るまでApexは運の力が大きい。

だから、「運の悪い時にマイナスを作らず、運のいい時に盛れるだけ盛る」のがとっても大切になってくる。

 

どんなに不利な状況であっても、気合と立ち回りでなんとかプラスマイナス0に持ち込むのだ。

野良の場合は特に一人取り残される場面が多い。そんなときはさっさと仲間を見捨てて生き残ることを優先しよう。マイナスを消すことが大切だ。

 

運がいい時は正直何も考えなくても勝てるときすらある。この場合は何も考えずキルポイントをどんどん取りに行こう。返り討ちにされても構わない。せっかくの大漁のチャンスを掴まないほうが損なのだから。返り討ちにされても次のチャンスがやってくるまで、待てばいいだけだ。

 

生き残るためのレジェンドを選ぶ

ここまでの話を踏まえると、重要なのは「いかにマイナスをなくすか」という点に収束する。なぜなら、運がいいときは何も考えずともポイントを盛れるからだ。

 

「マイナスをなくす」とは「逃げまくる」ということ。そういう意味で、プラチナ帯でのピックは「逃げ」を重視すべき。(パーティ組んでるなら別)

 

ホライゾンやレイス、バンガロールがおすすめだ。索敵できるという点でクリプトもいいかもしれない。(ブラッドハウンドは索敵範囲に敵がいたときには手遅れなのでダメ)

オクタンも逃げやすいが、パーティに嫌われやすいので選ぶときは配慮の心をもつといいかも。

 

避けるべきなのはジブラルタルやコースティックなどの大柄なレジェンド。彼らは背中が広いので逃げてる最中に大量に被弾する。ジブラルタルで一人残された状況を想像してほしい。逃げ切る希望は皆無だ。

特にランクマッチではみんながキルポイントに飢えている。そんな飢餓の中で、大柄な男が単独でのっしのっしと平野を走っていたらどうだろうか。おいしいキルポイントでしかない。

 

接敵したらアビリティを駆使して逃げまくる。

範囲に入ったら建物や物陰に隠れて動かない。

 

これらを徹底してマイナスが消えるのを待とう。

 

 

まとめ

少しはダイヤへの希望が見えただろうか。筆者自身が凡人中の凡人であることを自覚したうえで、自らがダイヤに到達したノウハウをまとめてみた。

ランクマッチはストレスがたまるかもしれないけれど、「全員が本気で取り組んでいる緊張感」はカジュアルマッチでは得られない。

ぜひ、その緊張感も楽しみつつ、精進してみてほしい。

 

それではがんばって!!

 

ゲーミングモニターの選び方【Apex Legends】

 スタジオ, 音楽, ミキサー, オーディオ, コント ローラー, 音楽スタジオ

 

ゲームをやるならモニターにはこだわるべき。

 

この主張は完全に正しくて、かなり一般的になってきてると思う。ゲームにはモニターがとても重要なのだ。

 

ただ、モニターの性能と言っても良く分からないという人がいるかもしれない。確かにモニターの性能を調べてみてもいろんな単位や用語、数字が出てきて煩雑な印象がある。そこで、モニターに関わる情報をこの記事で解説してみたいと思う。

 

 

 

パネル方式

パネル方式とは、液晶をどのように発色させるかという仕組みのことだ。現在流通しているパネルはほとんどがIPSパネルTNパネルだと思う。それぞれの特徴はざっくりと以下の通りだ。

 

TNパネル→安い・発色悪い・視野角狭い・応答速度速い

 

IPSパネル→高い・発色いい・視野角広い・応答速度遅い

 

画質は劣るけど、価格と反応速度に優れるTNパネル。価格と反応速度は劣るけど画質は非常に良いIPSパネル

 

激しい動きが要求されるFPSゲームでは伝統的にTNパネルが徴用されてきた。価格も安いので、予算を抑えたい人はTNパネルを選べばApexには間違いないと思う。

 

しかし、最近のIPSパネルは着実に応答速度を上げてきており肉眼では遜色ないレベルにまで追いついてきている。(その代わり、価格は高い)

 

安物のIPSパネルを買うのはおすすめできないが、予算を大きくして応答速度の高いIPSを選ぶことが出来ればFPSゲームの使用にも十分耐えることが出来る。

 

画質は気にしないとしても、TNとIPSでは視野角に素人でも歴然と分かる差が存在する。正面から見たら大して変わらなくても、すこし体勢が変わるだけで色の見え方が変わるのがTNパネルだ。

 

僕としては予算が許す限り、応答速度の高いIPSパネルを購入することをお勧めする。

予算がない場合はTNパネルを選ぼう。

 

応答速度

モニターを調べたときに、「5ms」とか「0.5ms」とか表記されている数字がそのモニターの応答速度ということになる。

モニターを「黒→白→黒」と切り替えたときにかかる時間を示していて数字が小さいほど、モニターの性能が高いことになる。

msという単位は一秒の千分の一という意味だ。

 

この数字が優れていないと映像に残像を感じてしまうなど、プレイに支障が出てしまう。

高性能なものだと0.5ms以下の製品も存在するが、肉眼では5ms以下の違いはほとんど認識できないらしい。

僕自身も5msの製品から1msの製品に切り替えた際にあまり変化を感じることはできなかった。(個人差は大きいと思うのでぜひ自分で試してほしい)

 

つまり、応答速度に関しては最低でも5ms以下の製品を選ぶようにしよう。

 

 

リフレッシュレート

モニターを調べたときに「144Hz」とか「60Hz」とか書かれている数字がリフレッシュレートのことだ。

 

映像は写真の紙芝居できているということはご存じだと思うが、それはゲームも例外ではない。

PCなりPS4なりが、「このゲームをどのくらい細かい紙芝居(フレーム)で再生しようか」と決める訳だが、その細かさを「フレームレート」という。単位は「fps(frame per second)」、つまり一秒間に何フレーム再生するかということだ。(FPSゲームFPSとは別)

この数字が細かければ細かいほど、一秒間に再生される紙芝居の枚数が増える訳だから、映像がヌルヌルと自然に動くことになる。

 

しかし、いくらコンピューター側が高いフレームレートでゲームを動かしたところでそれを再生するモニターが同じ枚数の紙芝居を再生できる性能を持っていないと意味がない。

このとき「モニターが一秒間に何枚の紙芝居を再生できるか」という性能を「リフレッシュレート」と呼び、単位は「Hz(ヘルツ)」となる。

 

つまり、60fpsでゲームを遊びたかったら60Hz以上のモニターが必要だし、144fpsでゲームが遊びたかったら144hz以上のモニターが必要ということだ。

ちなみに、フレームレートが高い方がFPSゲームには有利だと言われている。

 

ただし、PS4のApexは最大で60fpsしか出ないので、高リフレッシュレートのモニターを買う必要はない。

PCの場合、PCのスペック次第で無制限にフレームレートを上げられることになるが、大体の人は価格と性能のバランスで144Hzのモニターを買うことが多い

これ以上のフレームレートでは肉眼ではだんだん違いが分からなくなってくるからだ。(人によっては普通に分かるらしいので予算があるなら高リフレッシュレートのモニターを買ってみよう)

 

サイズ

FPSをやるならモニターは大きすぎても小さすぎても良くない。24インチ~27インチの間から選ぶといいと思う。プロゲーマーは24インチを好む人が多いみたい。

 

解像度

世間では4Kの波が渦巻いているけどFPSゲーマーにとっては縁遠い話だ。理由はシンプルで、解像度を上げすぎるとフレームレートが下がってしまうからだ。(PCの性能の限界)

FPSにとっては画質よりフレームレートの方が重要なので解像度の優先度は低い。

 

現状ではFullHDで十分だと思われる。

 

 

まとめ

まとめると、モニターを選ぶときには「パネル方式」「応答速度」「リフレッシュレート」「サイズ」「解像度」に注目して選ぶべき。

 

炊飯器はいらないのではないかという話

炊飯器はいらないのではないか。

 

炊飯器はとても便利な家電だ。一家に一台と言えるくらいみんなが持っているし、自動でお米を炊けるのは確かに便利だ。忙しい家族の味方ともいうべき家電である。

 

でも、一人暮らしの家に本当に炊飯器は必要だろうか。

多くの人は「必要に決まってる」と思っているから炊飯器を買っているのだけれど、ぜひ決める前にこの記事を読んでみてほしい。一人暮らしの場合は「別にいらないかも…」と思えるかもしれない。

 

炊飯器の必要性を語るなら、炊飯器による恩恵をしっかり整理しなくてはいけない。

「恩恵なんて、自動で米を炊いてくれるコトに尽きるじゃないか。」と思われるかもしれないが、少し待ってほしい。

我々は本当に心から「自動で米を炊いてほしい」と願っているのだろうか。

 

僕はここで、「そんなにお米を自動で炊いてほしい訳じゃないな」と思った。もちろん、お米を自動で炊きたい欲求を持っている人もいるだろうが、少なくとも僕は違った。

 

それはたぶん、僕がお米を炊く頻度が少ないからだ。

一人暮らしの人は分かるかもしれないけど、たいていの場合一度にたくさんのお米を炊いておいて、しばらくはそれを冷凍したものストックして頂く。ストックが切れたら再びお米をたくさん炊く。

このようなお米サイクルを営んでいると、実はお米を炊く頻度はそんなに多くない。だから、「お米を炊く」という行為に「毎日のタスクの煩わしさ」というものは感じていない。

 

僕は、自動化の欲求っていうのはルーティンワークに求めたくなるものだと思っている。僕の場合、掃除や洗濯は毎日やりたいタイプなので可能な限り自動化を図っている。

でも、お米炊きはルーティンじゃなくて偶のイベントなのだから別に自動化の欲求は沸いてこないという訳だ。

 

これが大家族の料理当番で、毎朝決められたお米を炊かなきゃいけない立場だったら、僕は炊飯器を手放したりしないだろう。毎朝のルーティンを自動でこなしてくれるのはありがたい。全国の主婦の皆様も同じ心中であろうと予測する。

 

しかし、「お米は偶にしか炊かないよ」という一人暮らしの人や外食派の人にとってお米炊きの自動化はそこまで恩恵があるものじゃないと思う。

僕は「持ち物はなるべく少ない方がいい」と考える人間だけれど、そんな僕にとって偶にしか使わない炊飯器が、キッチンの一部を占領しているという事実はあまり好ましくない。ただでさえ狭い家なのだからスペースは貴重だ。

毎日必ず使うヤカンや鍋にはこんな感情は抱かない。炊飯器を毎日活用する大家族もそんな感情は抱かないだろう。

 

持ち物は「毎日使うもの」か「用途が広いもの」に限ると思っているが、僕にとって炊飯器は「偶に使うもの」で「用途が狭いもの」という訳だ。

 

じゃあどうやってお米を炊くんだ、という話になるが、その点は心配ご無用。日本人は炊飯器で米を炊いていた時代の方がずっと短いのだから。

 

鍋でお米を炊くというとものすごく難しいことであると勘違いしている人もいるが、実はそうでもない

お米を炊くうえで難しいのは火加減の調整なのだが、ガスコンロやIHヒーターがあれば火加減の調整はほぼ無問題だ。林間学校の焚き火で炊飯した時の失敗経験をお持ちの方がいるかもしれないが、ガスコンロでやれば大して難しいことではない。何より味もおいしく炊ける。

 

鍋でお米を炊くことのメリットは二つ。美味しく炊けることと、既存の鍋で炊けるのでスペースの節約になるということだ。確かに、炊飯器に比べれば多少手間があるので毎日お米を炊くような家庭には決しておすすめできない。

しかし、その手間も偶にまとめて炊くくらいだったら問題にならないレベルだ。

ぜひ、炊飯器なしの生活を考えてみたらいかがだろうか。

 

 

 

 

 

気負わないドリップコーヒーの極意

「珈琲にしましょう」の写真

2021年7月加筆

このあと、カフェインによる胃の不調によりコーヒー断ちを実行しました。

 

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こんにちは。今回はコーヒーの話題。

 

コーヒーの世界は本当に深くてこだわるべきポイントが本当に多い。

豆の品種、鮮度から始まって道具の選定、ドリップ温度の管理に至るまでこだわりだしたらキリがないのがコーヒー趣味。

 

自分でコーヒー淹れてみたいなぁなんて思って調べてみても、上級者()みたいな人たちが難しい話をしていて結局自分にはハードルが高いな…なんて諦めてしまうかもしれない。

 

初心者の方が、ハードルを感じて新たな世界を知れないのは本当に悲しい。そこで、この記事で「なるべく簡単に」「なるべく面倒臭くなく」「なるべくおいしく」コーヒーが淹れられる極意を伝えたいと思う。

 

 

 

コーヒーの味はほぼ豆で決まる

"淹れ方がああだ"とか、"道具がこうだ"とか議論がされているが、結局味のほとんどは豆で決まる。

 

つまり、淹れ方に関して最初から無理に緊張する必要はないということ。なぜなら、淹れ方で変わる味のウェイトは豆の良し悪しに比べれば(少なくとも最初の内は)大したことないから。

 

コーヒーはほぼ豆」という言葉を胸に刻んでどうか気軽に挑んでほしい。

 

 

 

豆は専門店の人におすすめしてもらう

コーヒー豆で大切なのは「種類」と「鮮度」。初心者の内はとにかく店員さんのおすすめを買えばいいと思う。そのうち自分の好みがわかってきたら味の傾向を見て決められるようになる。

 

スーパーとかでも豆は買えるけど、店員さんにおすすめを聞けないし、何より豆の鮮度が良くない場合が多い。その点専門店では鮮度も全部店がいい感じにしてくれてるので安心だ。

 

とにかく初心者の内は店員さんの言いなりになることが大切だ。

コーヒーはほぼ豆なので、店員のおすすめを買えた時点で勝ちが確定した。

 

 

 

豆はお店で粉にしてもらう

これは多くのコーヒー専門家から非難されるアドバイスかもしれない。コーヒー豆は淹れる直前に粉に挽くのが一番鮮度が保てるからだ。

 

しかし、「初心者向き」であることを考えてお店で挽いてもらうことをおすすめしたい。豆はコーヒーミルという機械で粉にするわけだが、粉の細かさによってコーヒーの味がかなり変わる。

 

すると、初心者だとドリップも不安定なのに豆を挽くのも不安定という事態に陥ってしまうのだ。不安定な要素は一つにするべきなので、最初の内はお店で粉にしてもらおう

 

 

 

買ってきた粉は冷凍保存

一度粉にしてしまうと豆は急速に酸化してすっぱくなってしまう。それを防ぐために粉は冷凍庫で保存すること。物質の酸化は温度が低いほど鈍くなるので。

粉なので別に凍ることもないし安心して冷凍庫にいれてほしい。使いたいときも解凍とかは必要なく、そのまま使える。冷凍庫に入れたからと言って味が悪くなることもない。

 

 

 

ドリップはそのうち安定する

一番難しいのがやはりドリップの工程だろう。実際のコツに関してはYouTubeとかでプロの鮮やかなテクニックを見て頑張ってほしい。

 

僕がここで言っておきたいのは、回数を重ねれば普通に安定するということ。

「豆の種類を選ぶ段階」と「豆を挽く段階」はプロに任せることにしたわけだから、用意した粉は完全に安定してることになる。粉さえ安定していれば何回かの試行錯誤ですぐにコツをつかめると思う。

 

僕が初めてコーヒーに挑んだときは無謀にも自分で豆を手挽きするところから始めた。すると、粉のクオリティも不安定でドリップも不安定という二重苦に陥ってしまった。どっちがどう悪いのかも分からず、永遠に味が定まらない。そんなときにやけくそで買ってきた粉のコーヒーでいれたらすぐにコツをつかめた。

 

僕の失敗を踏まえて、ぜひ最初はプロに任せてほしい

 

 

 

苦すぎたり酸っぱすぎたらお湯で薄める

美味しくないものを我慢する必要はないのでちょうどいい濃さになるまでお湯を加えてあげよう。イタリアではエスプレッソにお湯を加えてアメリカンとして提供するくらいだから、コーヒーにお湯を加えるのは普通

 

じゃんじゃん薄くしていこう。

 

 

 

コツがつかめたらコーヒー豆を自分で挽く

ドリップという不安定要素がなくなったのなら、満を持して自分で豆を挽いてみよう。

 

豆を挽くためのコーヒーミルには手動電動がある。これは迷うことなく電動を選ぼう。なぜなら、「楽」で「安定する」からだ。電動の後に趣味で手動を買うなら別に構わないが、メインのミルとして手動は本当にやめておいたほうがいい。とても面倒くさいので。

 

また、ミルに関しては1万円以上の予算を組んだほうがいいと思う。安い電動ミルはクオリティが低かったり、使いにくかったり、メンテナンス性が悪いことが多い。とくにメンテナンス性が悪いミルは最悪で、「古い粉がへばりついて取れない…」なんてことになりがちだ。ミルはケチってはいけない。

 

もし1万円以上の予算が組めないのならば、お金がたまるまで引き続きお店で挽いてもらうといいとおもう。安いミルつかうより楽なので。

 

 

 

その他の道具はなんでもいい

ドリップポットとかドリッパーはなんでもいい。ドリッパーはkalita式harioから選ぶことが多いと思うがそんなに高くないので両方買って試してみるといいと思う。

 

材質は扱いが楽で価格が安いプラスチックがおすすめ。材質で味に違いはないので、食器を落として割りがちなひとは陶器はやめておこう。僕はharioが好き。(あっさりしたコーヒーが淹れられるので)

 

 

 

己を信用しないのが楽なコーヒーライフへの道

初心者の内は、なるべく「プロ」と「機械」に任せてしまうのが大切。

自分の負担を減らしてなるべく気楽にコーヒーと向き合ってほしい。

 

もし、慣れてきて余力が出てきたなら、少しずつ自分でこだわってみてはいかがだろうか。

 

 

 

 

 

新大学生が買うべきパソコンの話

大学生になると自分のパソコンが必要になる。

家にパソコンがあればなんとかなるかもしれないけど、オンライン授業が増えた今現在の状況だとほぼ必須だと思う。オンライン授業の閲覧にレポートの作成、その他もろもろ。

そこで、僕がもし新しく大学に入学する年だったらどんなパソコンを買うかなぁと考えてみた。

 

【予算5万円強の場合】

この価格帯だと、まともなPCを買うのは望めなそう。それでも何とかこの価格帯で収めようとしたら、ビジネス用デスクトップPCを買うと思う。

↓こんなのとか

www.mouse-jp.co.jp

それでも7万円とかするのに持ち運びもできないのであんまりおすすめできない。パソコンを買うなら最低10万円は予算を組んだほうがいいと思う。

少なくともこの価格帯のノートPCは4年間使えるような代物ではない。

 

 

【予算10万円の場合】

PCに10万円出せるなら、MacBookAir一択となる。

www.apple.com

↑のリンクは学生向けストアに繋がっているから、通常価格より少し安い。

メモリ8GB,ストレージ256GBを搭載していて大学生の用途では十分。

(メモリ8GBは流行的に少し時代遅れ感もあるけど、M1チップはメモリ管理が優秀らしいのでたぶん大丈夫)

新たに開発されたApple製cpuの「M1」は非常に優秀らしい。

何よりも、「きれいなモニター」「持ち運べる」「優秀なバッテリー」「オンライン授業に必須なカメラ」が不足なく揃って9万円台で買えるので悩む必要がなくてとっても楽。

これ一つ買っておけば大丈夫という安心感。

あと、大学生は世間が思っている以上にMacユーザーが多いので、困ったときに周りの友達に聞きやすいと思う。

パソコンに詳しくない人は「頼りになる友達と同じのを買う」ことを忘れないでほしい。

 

【予算15万円の場合】

PCにここまで予算を組めるとほぼ理想に近い環境が手に入る。

15万円もあると、MacBookProを買いたくなるかもしれないがあまりお勧めできない。

そもそも13インチのMacBookProのcpuはMacBookAirと同じM1なのでPCで出来ることがほとんど変わらない。Macを買うならAirの最安値がいいと思う。

 

予算15万円を使ってお勧めするのは「3.5万円のiPad+11.5万円のデスクトップPC」だ。

iPadをお勧めするのは軽いから。MacBookAirといえど1.3kgくらいあるので正直持ち運びが億劫になる。iPadにはキーボードがないじゃないか!と思われるかもしれないが、授業中にタイピングでメモを取るのは普通にうるさいのであまりやらない。それより、配布された資料を見るのがメインになるので、大学に持ち込むにはiPadのほうが便利。

大学の図書館やカフェでレポートを書きたくなったらBluetoothのキーボードを持ち運ぼう。(二つ持ち歩いてもMacより軽い)

 

そして、自宅にはデスクトップPCを置く。やっぱり本格的な調べものをしながらレポートを書くならPCが便利だからだ。それに加え、必要に応じてグラフィックボードを付け替えることで、スペックアップをすることが出来る。

動画編集や写真の現像、3Dゲーム、3Dcg、グラフィックデザインなどのPCスペックが必要な作業に興味が出ても安心だ。